ニュース 電子 作成日:2013年8月26日_記事番号:T00045535
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は今年、車載用液晶ディスプレイの出荷枚数が1,000万枚を超える見通しだ。BMW、ポルシェ、ジャガーなど、従来から取引のあった欧州自動車ブランドに加えて、今年はGM、フォードの米2大手に供給を開始したことが追い風となる。24日付経済日報が報じた。
同社は2007年より、車載用ディスプレイ市場に参入し、昨年の出荷は900万枚に上った。同社製品は17インチと大型で、従来のスピードメーターに取って代わっている。なお、今年第1四半期の車載用ディスプレイの世界市場で、出荷枚数首位はジャパンディスプレイ、イノラックスは2位で、それぞれかつて同市場で首位だったシャープをリードしている。
イノラックスはまた、1.8インチ車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)が顧客の認証作業中で、来年下半期から業績に貢献すると見込んでいる。
車載用ディスプレイは自動車の厳しい使用環境に耐えるため、高温、高湿度などの条件の下で長時間のテストが行われる。電磁妨害(EMI)テストも重要項目と目されている。
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