ニュース 電子 作成日:2013年8月26日_記事番号:T00045536
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のDRAMエクスチェンジによると、ウルトラブック(超薄型軽量ノートパソコン)がノートPC市場の主流となるにつれ、受託生産メーカーがDRAMをマザーボードに組み込む「DRAMオンボード技術」を採用するようになり、加えて一般的なDRAMではなく、省電力型のモバイルDRAMが使用されるようになったことから、DRAM産業の環境に変化が生じている。26日付工商時報が伝えた。
ウルトラブックは、タブレット端末と市場を争うため、軽量薄型化がさらに進み、複数のDRAMをプリント基板上に搭載したメモリーモジュールではなく、DRAMオンボード技術の採用が増えている。
DRAMエクスチェンジは「受託生産メーカーがメモリーモジュール基板の調達を減らしている上、ウルトラブックではDRAMが故障しても、メモリモジュールを簡単には交換できないため、メモリーモジュールの末端市場が縮小した」と指摘し、ウルトラブックの普及でメモリーモジュール業者の収益力が大きな影響を受けると分析した。
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