ニュース 社会 作成日:2013年8月27日_記事番号:T00045539
 葉さんという男性が26日、妻と子供2人を同行させ、頼まれた荷物を遠方に車で届けようとした際、車中にヘビがいるのに気付いた。消防隊員を呼んで捕獲を試みたもののヘビは姿を隠し、約束の時間が迫る中、男性と家族は50キロメートルにおよぶ恐怖のドライブに繰り出した。
葉さんは同日、バンに配達物の大理石を積み、妻、小学生の息子、娘を乗せ、雲林縣斗六市を出発した。
目的地の南投県魚池郷を目指してフォルモサ高速公路(国道3号)を通り、水沙連高速公路(国道6号)に入ったころ、後部座席に座っていた子供2人が「ヘビだ!」「ヘビがパパの足のところにいる!」と騒ぎ出した。
ヘビの模様がはっきり見えなかったため、この「招かざる客」が毒ヘビかどうか判断できず、葉さんはいったん車を高速道路の路肩に止め、全員を車から下ろし、消防署に救援を求めた。
間もなく消防隊員が到着し、エンジンルームをはじめ車内をくまなく探したもののヘビの姿は見当たらない。これ以上、捜索を続けるなら車を分解しなければならないと、車をけん引してもらい、近くの自動車修理工場に運び込むことにした。
途中で葉さんは、車を分解していては荷物を届けるのが遅れると心配になり、行き先をコンビニエンスストアに変更。殺虫剤を購入してヘビを外へ追い立てようと画策した。しかし1時間たってもヘビは現れず、葉さん一家は車内のヘビと一緒に目的地に向かうことを決意した。
そこから目的地までの約50キロ、子供2人は足を床に下ろすことなく、葉さんの妻はじっと足元を見張っていたという。
午後2時に無事目的地に到着し、荷物を相手に届けた後、後部トランクにヘビの姿を発見。侵入者は約60センチメートルの毒を持たないニシキヘビだった。葉さんの妻がつかんで車の外に放り出し、一家の恐怖の1日は終わった。
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