ニュース その他分野 作成日:2013年8月27日_記事番号:T00045542
台湾区電機電子工業同業工会(電電公会)が中国に進出する台湾企業2,566社からの回答を基に26日発表した「大陸地区(中国)投資環境・リスク調査」の結果によると、中国112都市のうち、今年の投資環境総合力ランキングで昆山市(江蘇省)が5年連続の首位を獲得した。また中国進出企業が「最も推薦する進出先」としては成都市(四川省)が初めて1位を獲得した。27日付旺報などが報じた。
今年のランキングでは蘇州市の各エリアがランクを上げており、台湾企業の評価を高めている状況がうかがえる。一方で広東省東莞市の6エリアは全て順位を落とし、4エリアがワースト10に入った。
また同調査を指揮した中原大学の呂鴻徳教授は、調査結果の「4大傾向」として▽台湾へのUターン投資をする企業の比率が4年連続上昇▽経済争議を抱える企業の比率が上昇▽中国事業の業績に対する悲観▽中国以外への将来的な投資意欲を持つ企業の比率拡大──を挙げ、台湾企業の中国への投資意欲が低下していると指摘した。
結果を受けて呂教授は台湾政府に対し、中国新政権の経済政策に対する研究を急ぎ、台湾企業の対応を支援するほか、中国撤退に際しての指導を強化すべきと提言した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722