ニュース 運輸 作成日:2013年8月27日_記事番号:T00045546
呉敦義副総統の娘が桃園国際空港で外交部職員にパスポートの更新をさせたことに対し「特権乱用」との批判が挙がる中、外交部は急きょ26日、「緊急事態を除き、パスポートに関する申請は受理しない」としていた外交部領事事務局(領務局)・桃園空港事務所ホームページの記述に「ただし12時間以内に出国する必要があり、既に航空機の座席を予約している者には協力する」と加えた。これにより空港でパスポートの有効期限切れ(不足)に気付いた場合も、その場で更新できるようになった。27日付蘋果日報が報じた。
現在同事務所はわずか4人で対応しており、高広報担当は出境予定者は事前にパスポートをよく確認するよう呼び掛けた(26日=中央社)
なお呉敦義副総統の娘が桃園空港でパスポートの更新をさせたことがニュースとなって以来、多くの市民が領務局・桃園空港事務所に発給申請に訪れており、外交部職員によると、これまで同事務所で発給したパスポートは週平均2件だったが、24〜26日の3日間で20件に増えたという。
なお外交部の高安広報担当は、「桃園空港事務所の主要業務は海外旅行者の緊急事態対応や外国人への到着ビザ発給であり、人員にも限りがあることから申請者が多い場合は搭乗時間に間に合わない場合もある」と説明している。
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