ニュース 金融 作成日:2013年8月27日_記事番号:T00045548
中央銀行が26日発表した7月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は前年同月比8.63%、市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率は同5.42%だった。
M1Bの伸びがM2の伸びを上回る「ゴールデンクロス」の状態を維持し、M1Bは2年半ぶりの高い伸びとなった。
27日付工商時報によると、中銀経済研究処の陳一端副処長は、米国の量的緩和(QE)縮小観測に伴う資金流出懸念について、「影響は市場の予想心理によって決まる。QEの縮小は以前から伝えられている。7月にM2とM1Bが伸びを示したのは、外資の流入に加え、比較対象となる前年同月の数値が低かったためだ」と分析した。
銀行幹部は「最近は模様眺めのムードが色濃い。各国の経済指標はまちまちで、QE縮小の時期もはっきりしないため、資金の動きは小さい」と指摘した。
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