ニュース 家電 作成日:2013年8月27日_記事番号:T00045560
群創光電(イノラックス)が中国・創維集団(スカイワース)の65インチ超高解像度4K2KテレビにNTSC比が100%近い広色域パネルを今期から出荷するなど、4K製品における台湾パネルメーカーと中国テレビブランドの協力関係が強まる中、中国市場における同製品の低価格化および品質の安定化が進んでいる。これを受けて韓国のLGエレクトロニクスは同社が注力する有機発光ダイオード(OLED)テレビの中国発売を来年まで延期することを決めたとの観測が出ている。27日付電子時報が報じた。
同紙によると、LGが中国で発売すると表明している55インチのOLEDテレビは生産コストが高いことから価格は8万人民元(約128万元)以上が見込まれるのに対し、中国ブランドの同サイズ4Kテレビはキャンペーン価格で1万人民元を切る製品も出現している。
業界関係者によるとLGは第3四半期中に予定していたOLEDテレビの中国発売を延期したとされ、下半期中に見込まれていた台湾発売も見通しが立っていない状況だという。
これに対し台湾のパネルメーカー関係者は、これまでOLEDテレビに注力してきたLGとサムスン電子の韓国2ブランドは、OLED製品と4K製品の両方で発展を図る戦略にかじを切ったと指摘した。
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