ニュース 電子 作成日:2013年8月27日_記事番号:T00045561
27日付経済日報がサプライチェーンの話を基に報じたところによると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は第4四半期、顧客である中国のタブレット型パソコンメーカー約10〜20社が量産に入るため、専用チップの単月出荷量が300万セットと現在の1.5倍に拡大する見込みだ。
メディアテックは今年を「タブレット型PC元年」と位置付け、第1段階として宏碁(エイサー)や華碩電脳(ASUS)などブランド顧客を中心に製品を供給してきた。現在は第2段階として中国メーカー向けICを手掛けている。
同関係者は、現在中国タブレットPCは通信機能が無線LAN(Wi−Fi)だけの製品が8~9割だと指摘。今後は通話機能搭載製品の需要が増えるとの見方を示した。なおメディアテックは通話機能に対応したIC「MT8389」を発表しており、微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)が9月に発売するタブレットPC「MSI Primo 76」に採用した。
メディアテックは7月売上高が132億台湾元(約430億円)と過去2番目に達した。証券会社は8月と9月は中国の国慶節(10月1日)連休向けの需要で成長し、第3四半期は目標の高めを上回るとの予測を示した。
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