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7月の景気対策信号、「後退傾向」に逆戻り【図】


ニュース その他分野 作成日:2013年8月28日_記事番号:T00045570

7月の景気対策信号、「後退傾向」に逆戻り【図】

 行政院経済建設委員会(経建会)が27日発表した7月の景気総合判断指数は20ポイントで前月比3ポイント下落し、景気対策信号は前月の「緑(景気安定)」から「黄青(景気後退傾向)」に後退した。28日付工商時報などが報じた。

 総合判断指数を構成する9項目のうち、▽通関の輸出額▽機械・電気設備の輸入額▽商業売上高▽製造業の販売量──が各1ポイント下落。製造業の営業気候観測指数は1ポイント上昇した。なお経建会は7月から、総合判断指数の構成項目のうち▽直接および間接金融▽製造業の販売額▽商業売上高指数──の3項目を廃止。代わりに▽製造業の販売量▽商業売上高▽製造業の営業気候観測指数──を導入した。

 一致指数の同時指標総合指数は101.47ポイントで前月比0.16%上昇した。先行指数の領先指標総合指数は102.85ポイントで同0.03%上昇したが、トレンド除去後は100.22ポイント、同0.13%下落で3カ月連続の下落となった。

 洪瑞彬・経建会経済研究処長は、良い指標もあれば悪い指標もあり、全体として景気の回復力が足りないと指摘した。