ニュース 運輸 作成日:2013年8月28日_記事番号:T00045574
高雄港の国際旅客船ターミナル「高雄港埠旅運中心」の建物本体の入札が27日行われ、春源鋼鉄工業の子会社、春原営造が29億8,700万台湾元(約97億円)で落札した。10月にも着工予定で2017年6月の供用開始を目指す。同プロジェクトは予算の低さから3度入札不成立となったが、今回は工事予算増額により5社が応札した。28日付工商時報が報じた。
旅運中心の完成予想図。曲線的な外観が特徴だ(台湾港務高雄支社リリースより)
旅運中心は苓雅商港区の19~21番埠頭(ふとう)に位置し、総床面積8万774平方メートルの地上15階、地下2階建てで、オフィスの他、入出境手続きエリアなどを擁する。完成後は長さ726メートル、水深10.5メートルの中に旅客船2隻が同時に停泊可能となる。また現在世界最大のクルーズ客船である「オアシス・オブ・ザ・シーズ」の停泊条件に合わせ、ピーク時には1時間当たり最高2,500人以上の入出境手続きが可能となる。
高雄港の管理会社、台湾港務高雄支社の黄国英総経理は、高雄港を観光機能を持つ国際的な商港とするため、旅運中心をそのランドマークにしたいと語った。
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