ニュース 石油・化学 作成日:2013年8月28日_記事番号:T00045580
28日付経済日報によると、石油化学メーカーは長年、中国以外の海外市場開拓に注力しており、中でもポリ塩化ビニル(PVC)輸出は既にインド向けの比率が中国向けを上回るまでに拡大している。
なお業界関係者によると、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチック、CGPC)、大洋塑膠工業(オーシャン・プラスチックス)のPVC各社は27日、9月の輸出価格で1トン当たり20〜30米ドルの値上げを決定したが、需要期に入るインド向けの上げ幅はその他市場より10米ドル以上上回っているという。
インドでは間もなく雨期が終わり、インフラ建設や鉄道、道路の補修、住宅地開発、ビル建設などが始動し、プラスチック原料の需要が高まる。台塑の主管によると、PVCに続き、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)の需要も増えるという。
なおPVCの域内向け価格は輸出価格を基に調整されるため、こちらも9月は値上げが確定的で、上げ幅は1キログラム当たり約1台湾元(約3.2円)が予想されている。
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