ニュース 電子 作成日:2013年8月28日_記事番号:T00045581
通信産業分野における中台協力・交流の拡大を目指す「両岸通訊搭橋会議(中台通信懸け橋会議)」が27日台中市で開かれ、次世代の第5世代(5G)移動通信規格での連携方向について、双方の当局者が初めて公の場で協議を行った。28日付工商時報が伝えた。
中台通信懸け橋会議には中国側は工信部の劉副部長(中)が、台湾側は経済部の杜次長(右)が出席した(27日=中央社)
中国の工業信息化部(工信部)の劉利華次官は「台湾企業には早めに5Gに参入し、中国と共同で技術の研究開発に努めてもらいたい。中台は共同で基準制定や産業チェーン構築を進め、世界の5Gの商機をつかむべきだ」と訴えた。
中台による通信分野の産業連携会議は今年で5回目だが、これまではTD−SCDMA方式による第3世代(3G)移動通信規格やTD−LTE方式による第4世代(4G)規格が議題となっていた。中台では今年末、ほぼ同時に4Gの免許発給が予定されており、今年の産業連携は4Gが主軸となっている。
5Gについては、劉利華次官が先ごろ、台湾のIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)を訪れ、工信部、国家発展改革委員会(発改委)、科学技術部が設立した「IMT2020(5G)推進グループ」に加わるよう要請した。劉次官一行は29日に宏達国際電子(HTC)、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)を訪問する予定だ。
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