ニュース 電子 作成日:2013年8月28日_記事番号:T00045584
中国移動通信(チャイナ・モバイル)の李正茂副総裁は27日、今後発売する自社ブランドの第4世代(4G)通信規格「TD−LTE」対応スマートフォンで、聯発科技(メディアテック)や鴻海精密工業と提携する可能性があると述べた。鴻海とは既に交渉中で、契約がまとまれば発注量は100万台を超えるという。28日付蘋果日報が報じた。
李副総裁は現在、通信産業分野の中台協力・交流拡大を目指す「両岸通訊搭橋会議(中台通信懸け橋会議、台中市・27〜28日)」に出席するため訪台している。
李副総裁は、3Gの自社ブランド製品にメディアテックの「TD−SCDMA」チップを採用しており、4Gでも提携が見込まれると話した。また、メディアテックにTD−LTEを含む「5模12頻」(5つの通信方式と12の周波数帯に対応)チップを早く発売してほしいと述べた。
李副総裁は、「今回は鴻海を訪問する。鴻海が作るアップルと華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の携帯電話はよく売れている」と語った。中国移動がこれまでに発売した自社ブランド携帯電話2種は、主に中国の海信集団(ハイセンスグループ)と比亜迪(BYD)が組み立てた。
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