ニュース 社会 作成日:2013年8月29日_記事番号:T00045592
台風15号(アジア名・コンレイ)は28日夜から中南部を中心に大雨をもたらし、各地で浸水被害が相次いでいる。現在台風は既に東シナ海を北上しており、午後5時半には陸上警報が解除される見通しだが、帯状の降雨帯は依然停滞しているため、中南部の他、台北市など北部でも警戒を呼び掛けている。中央社電が29日伝えた。
嘉義県では浸水被害が大きく、軍も出動して被害者救出に当たった(29日=中央社)
気象局は当初、中南部の平地および山間部での総雨量は300~500ミリと予測していたものの、大雨の基準を大きく上回る雨量を観測し、気象局は各地の総雨量予測値を800ミリに上方修正した。
予想を上回る大雨で、台南市新化区では建物の1階部分が浸水し、警察や消防が住民の救出作業に当たった。台湾鉄路(台鉄)は線路が一部冠水し、彰化~高雄間の一部列車が運休した。台湾高速鉄路(高鉄)は、安全確保のため速度を落として運転しているため、遅れが生じている。
台風15号の接近で▽雲林県▽嘉義県▽嘉義市▽花蓮県▽宜蘭県──が終日、台南市と高雄市が午後から、大雨の際に自治体が公共機関・学校を休みとする「停班停課」を実施した。
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