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3大科学園区、上半期17%増収に


ニュース その他分野 作成日:2013年8月29日_記事番号:T00045596

3大科学園区、上半期17%増収に

 行政院国家科学委員会(国科会)が28日発表した新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科学園区に進出する企業の上半期売上総額は1兆631億台湾元(約3兆5,000億円)で前年同期比17%増加し、同期としての過去最高を記録した。モバイル機器市場の成長に伴い、半導体産業や光電産業の企業の業績が成長したためだ。29日付工商時報が報じた。

 内訳は▽竹科、5,549億元(同14.4%増)▽中科、2,117億元(同52.4%増)▽南科、2,965億元(同4.1%増)──だった。中でも中科は光電産業がスマートフォンやタブレット型パソコンの需要拡大を受けて同23.17%増となった他、半導体産業がファウンドリーのハイエンド製造プロセスの受注好調や新工場稼働を受けて同156.36%と大幅に伸びた。一方、南科にあるファウンドリー工場は40ナノメートル製造プロセスが主流で、製品単価の下落により売上高が伸び悩んだ。

 また6月末時点での3大科学園区の就業者数は24万9,000人で、昨年末に比べ4,151人増加した。内訳は▽竹科、15万2,700人▽中科、3万9,600人▽南科6万6,000人──といずれの園区でも過去最多となった。