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中鴻鋼鉄の9月内外販売価格、最大1千元引き上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年8月29日_記事番号:T00045599

中鴻鋼鉄の9月内外販売価格、最大1千元引き上げ

 中鴻鋼鉄は28日、9月の台湾域内向けオファー価格を冷延、熱延製品で1トン当たり600台湾元(約2,000円)、亜鉛めっきコイルで同1,000元、10月の海外向けオファー価格を同平均15~20米ドル引き上げた。これを受け、燁輝企業(YP)や盛餘(SYSCO、センユースチール)、裕鉄企業(PT)も追随し、15米ドル前後の引き上げを行うとみられる。29日付経済日報などが報じた。

 中鴻の主管は、中国の鉄鋼生産量は依然として高水準なものの、国際鉄鋼価格がここにきて小幅ながら上昇したと指摘。今後も力強い需要が期待できると説明した。また、第4四半期は例年の需要期に当たるため、年末まで鉄鋼価格は下落しないとの見方を示した。

 30日には最大手の中国鋼鉄(CSC)が10〜11月のオファー価格を発表する予定だ。同社は、熱延、冷延、亜鉛めっきコイルの需要が増加している他、米国や東南アジア市場で鉄鋼価格が上昇しているため、1トン当たりで20米ドル値上げ余地があると指摘した。