ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年8月29日_記事番号:T00045601
自動車大手、裕隆汽車の姚振祥総経理は28日、グループ傘下の自社ブランド「LUXGEN(納智捷、ラクスジェン)」の展開拡大に伴う需要増に対応するため、今後5年間で100億台湾元(約327億円)以上の資金を投じ、台湾、ロシア、フィリピンで生産能力の拡充または新工場の設置を行うことを明らかにした。29日付工商時報によると、台湾では三義工場(苗栗県)の生産能力を2倍に拡充、ロシア、フィリピンでは組立工場を新たに設置する計画とされる。
姚総経理は、今後LUXGENブランドから1年に1車種以上の新車を投入し、海外市場の開拓を図る方針で、三義工場の既存の年産能力12万台では間に合わず、早期に拡充計画に着手する必要があると語った。
なお裕隆集団は5月、ロシア市場においてLUXGEN車の組み立てを現地の自動車メーカー、ダーウェイズ(Derways)に委託することで契約を結び、ダーウェイズ社は28日にスポーツ多目的車(SUV)「LUXGEN7 SUV」の生産を開始した。初期は500台の生産を計画しているが、市場の開拓および新モデルの導入に伴い規模を拡大する方針だ。
またLUXGENブランドは東南アジア市場開拓にも注力する構えで、今後現地で組み立てを行う「ロシア方式」を導入する可能性もあると姚総経理は述べた。
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