ニュース 電子 作成日:2013年8月29日_記事番号:T00045603
各国・地域が国際標準制定や商機獲得を目指す次世代、第5世代(5G)移動通信規格の研究開発(R&D)を来年上半期に始動すると、行政院で科学技術分野を担当する張善政・政務委員が28日、明らかにした。年末に産業科技戦略会議(SRB)で方向性を定め、国家科学委員会(国科会)と経済部が召集して小組(準備委員会)を設立する計画だ。29日付工商時報が報じた。
張政務委員は、韓国、欧州連合(EU)は昨年、日米中は今年から5G技術の研究に取り掛かったところで、まだ模索段階だと指摘。来年上半期の始動は早いとは言えないが、追い付くことはできると述べた。
先日行われた通信産業分野における中台協力・交流の拡大を目指す「両岸通訊搭橋会議(中台通信懸け橋会議)」で、中国側から提携を持ち掛けられたことについて張政務委員は、「メリットもデメリットもある」と指摘。中国と手を組めば国際標準制定に食い込みやすくなる一方、国家の安全が脅かされる懸念や知的財産権の保護などを考慮する必要があり、年末の産業科技戦略会議で検討する考えを示した。
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