ニュース 電子 作成日:2013年8月29日_記事番号:T00045607
液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)は28日、業界景気について、「需要期の第3四半期に盛り上がらないが非需要期の第4四半期もそれほど落ち込まない」と口をそろえた。市場に需要はあるため、当面、設備稼働率は下げない方針を示した。29日付蘋果日報が報じた。
イノラックスによると、同社の車載用ディスプレイ世界市場シェアは2位で、ジャパンディスプレイ(JDI)と2ポイント差まで迫っている(28日=中央社)
28日に開幕した国際タッチパネル・光学フィルム展示会(タッチ台湾2013、台北世界貿易センター南港展覧館)で、両社は超高解像度4K2Kパネルなどを展示している。イノラックスは4K2Kテレビ用パネルは39~65インチの全サイズを取りそろえ、出荷枚数は月20万枚から年末に40万~50万枚に拡大すると予測した。同社の4K2Kテレビ用パネル世界市場シェアは7割だ。
また、タッチパネル搭載率が低いノートパソコンやオールインワン(モニター一体型、AIO)PC市場を狙い、イノラックスはOGS(カバーガラス一体型)タッチパネルとTFT液晶パネルをまとめた、14~21.5インチの統合型タッチパネル「イノタッチ(InnoTouch)」製品を展示している。通常より開発期間を短縮し、製造コストを抑えられるとして、来年のノートPCとオールインワンPCのタッチパネル搭載率は50%を見込む。
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