ニュース 電子 作成日:2013年8月29日_記事番号:T00045608
パソコンやモバイル機器など電子製品の製造を手掛ける神達電脳(マイタック・インターナショナル)は8月30日に上場を取り下げ、株式交換方式により新たに設立する持ち株会社「神達投資控股(神達投控)」を9月12日に上場させる。今後、神達投控の100%子会社となるマイタックは、将来的にクラウドコンピューティング関連製品を取り扱う子会社と、端末製品を扱う子会社に分割する計画だ。29日付蘋果日報が報じた。
マイタックの何継武総経理は組織再編後の事業分割について、クラウド事業は現在同社売上高の約80%を占める▽サーバー▽ストレージ機器▽オールインワン(モニター一体型、AIO)PC▽デスクトップPC──を主に取り扱い、中国・騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、聯想集団(レノボ)、米オラクルやIBM、シネックスなどを主要顧客とする。
なおマイタックの上半期売上高は182億台湾元(約595億円)で前年同期比19.16%減となった。これについて何総経理は「デスクトップPCやワークステーションなど利益率の低い業務の受注を段階的に縮小しているため」と説明。デスクトップPC受託生産事業については2014年に撤退するとの観測も出ている。
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