ニュース 農林水産 作成日:2013年8月30日_記事番号:T00045626
行政院農業委員会(農委会)は、台湾のコメ市場でシェア3位の「山水米」で輸入米を台湾産米に混入する産地偽装が明らかになった問題を受け、台湾産米と輸入米のブレンドを禁止する方向で法改正を進める方針だ。30日付聯合報が伝えた。
「山水米」の産地偽装問題を受け、苗栗県の消費者保護官は市販のコメ製品10種をサンプル調査のため回収した(中央社)
現行の「糧食標示管理法」(食糧表示管理法)では、産地、国名、比率を明示すれば、輸入米のブレンドが認められている。
農委会の陳保基主任委員は29日、「山水米は違反が18回あったにもかかわらず、処罰ができなかった」と述べ、罰則強化の必要性があるとの認識を示した。
李蒼郎・農委会農糧署長によると、世界貿易機関(WTO)加盟に伴う台湾のコメのミニマムアクセスは毎年14万8,000トンで、うち65%は飼料用に使われるが、残る5万トンは大半が外食産業などに流通。一部が店頭で市販されているコメにブレンドされているという。
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