ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

7月の製造業景気指数、4カ月連続「後退傾向」【図】


ニュース その他製造 作成日:2013年8月30日_記事番号:T00045629

7月の製造業景気指数、4カ月連続「後退傾向」【図】

 台湾経済研究院(台経院)が29日発表した7月の製造業景気指数は10.93ポイントで前月比0.33ポイント下落、景気信号は4カ月連続で「黄青」(景気後退傾向)が点灯した。台経院は台湾内外の経済は不確定要素が多く、調整局面は年末まで続くとの見通しを示した。30日付自由時報が報じた。

 台経院は製造業景気指数が下落した主因として、輸出成長率がわずか1.91%と前月の8.72%を大きく下回ったことを挙げた。

 製品別では、輸出中心の紡織、衣類・服飾品、皮革・毛皮などは中国市場からの受注が消極的だったこともあり、成長に限界が見られたが、景気信号は先月を維持した。下半期は需要期に当たり今後の受注に期待が持てる見通しだ。

 一方、ゴム・プラスチック製品は末端の需要が減退し、輸出受注が前年同期比2.7%減となり、景気信号は「黃青」から「青」に転じた。