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エイサーに合併観測、「成り行きに任せる」=創業者


ニュース 電子 作成日:2013年8月30日_記事番号:T00045638

エイサーに合併観測、「成り行きに任せる」=創業者

 30日付聯合報によると、宏碁(エイサー)の株価が終値で20台湾元(約66円)を割り込み過去最低水準となる中、市場では中国の聯想集団(レノボ)または華碩電脳(ASUS)による合併、買収に向け、投資銀行が仲介に動いているとの観測が出ている。これに対しエイサーの創業者、施振栄氏は29日、「投資銀行から話はない」としたものの、将来的な合併の可能性については「成り行きに任せる」との考えを示した。


優秀な中高生に総額150万元の賞金を与える「第10回エイサーデジタル創作賞」記者会見に施振栄氏(右2)も出席した(29日=中央社)

 施氏は「産業界は絶えず変化するもので台湾社会の産業に対する見方も、ブランドメーカーとしての視点にとどめるべきではなく、産業全体、従業員、社会にとって最も有利な発展を求めるべきだ」と強調。その上で「相手が説得力のある計画を提示し、エイサーブランドがさらに大きな価値を創造できる可能性があるならば、合併にオープンな態度で臨む」と語った。

 ただ観測についてエイサー広報は同日、「当社にこのような考えはなく、どことも合併について交渉していない」と強く否定した。