ニュース 電子 作成日:2013年8月30日_記事番号:T00045639
任天堂がこのほど携帯型ゲーム機の新製品「ニンテンドー2DS」を10月12日に欧米で発売すると発表したことを受け、市場では同社にROMを供給している旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)が恩恵を受けるとの見方が出ている。30日付電子時報が報じた。
今回発表された「2DS」は現行機種「ニンテンドー3DS」から3D(3次元)映像対応機能を省いて価格を129.99米ドルに抑え、需要の喚起を狙ったもの。
なお任天堂を主要顧客とするマクロニクスのROM業務は今年第2四半期の売上構成比が25%で、これに対しNOR型フラッシュメモリー業務が63%、その他をファウンドリー業務が占めている。しかし、第3四半期はコンシューマ・エレクトロニクス製品の需要期に入ることもあり、ROM業務の比率が拡大する見通しだ。
また、先ごろ米フラッシュメモリーメーカー大手のスパンションがNOR型フラッシュメモリーの特許を侵害されたとして米国でマクロニクスを訴えた件について、マクロニクスはこのほど、スパンションにより侵害を受けたとの反訴を行うことを決めた。
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