ニュース 電子 作成日:2013年8月30日_記事番号:T00045640
経済部投資審議委員会(投審会)は29日、中国のLED(発光ダイオード)最大手、三安光電(三安オプトエレクトロニクス)による璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)への出資を認可した。経済部工業局は三安光電に対し条件として▽璨円光電に特許権の移転を求めない▽台湾の人材を引き抜かない▽経営に関与しない▽技術移転を求めない──を提示し、同社は受け入れた。投審会は、LED、半導体、液晶パネルなど核心技術を擁する産業の両岸(中台)投資で、今後この4原則を提示する可能性があると明かした。30日付工商時報が報じた。
璨円光電が第三者割当増資を実施し、三安光電が1株19.6台湾元、23億5,200万元(約77億円)で引き受ける。三安光電の出資比率は19.9%となり、現在の筆頭株主、三井物産の15%を上回る。中国資本による初の台湾LEDメーカーへの出資となる。
工業局は、台湾のLED産業はサプライチェーン、技術の研究開発(R&D)、特許、人材で優位性を持つが資金力と市場が不足していたと指摘。一方、中国は内需が大きく、世界の照明メーカーの最大の受託生産拠点で、出資は両社にメリットがあると分析した。
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