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源泉徴収票をペーパーレス化、来年5月の確定申告から


ニュース その他分野 作成日:2013年9月2日_記事番号:T00045649

源泉徴収票をペーパーレス化、来年5月の確定申告から

 財政部は来年5月の確定申告から源泉徴収票(中国語で扣繳憑単)のペーパーレス化を進めることを決め、このほど所得税法改正案を行政院に提出した。2日付聯合報が伝えた。

 源泉徴収票は年間6,400万枚が発行されている。これまで1世帯当たり源泉徴収票10.7枚を申告に使用しており、用紙などのコストが1億9,000万台湾元(約6億3,000万円)節減できる見通しだ。

 源泉徴収票は給与のほか、株式の配当、利息などについて発行されており、特に金融機関がペーパーレス化による恩恵を受ける。

 ただ、納税者が紙による源泉徴収票の発行を希望する場合は、これまで通りに発行を受けることができる。

 財政部賦税署は「電子申告の利用割合が税額試算申告を含め87%に達し、ペーパーレス化に向けた環境が整った」と説明した。