ニュース 運輸 作成日:2013年9月2日_記事番号:T00045654
高雄市で計画されている新高速道路「国道7号」(総延長23キロメートル)の環境影響評価の先行きが危ぶまれていた問題で、行政院環境保護署(環保署)の環境影響評価委員会大会(環評大会)は先月30日、第2段階の環境影響評価に入ることを決議した。31日付中国時報が報じた。
表決では、賛成9票、反対3票で、第2段階の環境影響評価実施が決まった。
7月に行われた環境影響評価の初審では、大気汚染が周辺住民の健康に影響を与えかねないなどとして、開発を認めないか、第2段階の環境影響評価に入るかいずれかの判断を下すことを決め、その後の審議に注目が集まっていた。
国道7号は、高雄南星計画区と国道10号(高雄支線)の仁武インターチェンジ(IC)を結ぶ高速道路で、総工費615億台湾元(約2,030億円)をかけ、2017年の開通を見込んでいた。自由貿易港区に指定が見込まれる高雄南星計画区の外部連絡道路と位置付けられており、建設が頓挫すれば経済的影響が懸念される。
交通部台湾区国道新建工程局(国工局)の曽大仁局長は、環評大会の席上、「国道7号は高架方式で建設し、環境への影響を最低限に抑える」などと主張した。
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