ニュース 商業・サービス 作成日:2013年9月2日_記事番号:T00045659
ドリンクスタンドチェーンの清玉(キングティー、本店・台中市)は、同社が緑茶やレモン果汁、糖分、氷を「黄金比率」で配合したとうたう看板商品、「翡翠檸檬茶」に対し、先ごろ角砂糖20個分の糖分が含まれているなどと報じられたことを受け、売上高が40〜50%の大幅な落ち込みを見せている。王柄弦同社総経理は「いかなる食品も過剰な摂取が不適当なのは当たり前だ」と強調した上で、「一部の人間が糖分による健康への影響を故意に過剰評価し、消費者の誤解をあおっている」と強く抗議した。31日付工商時報が報じた。
台湾中部を中心として全土に160店舗を展開する清玉は、翡翠檸檬茶の人気に火が付いたことで急激に業績を伸ばし、今年上半期だけで新たに約70店舗をオープンする勢いを見せていた。
しかし、その翡翠檸檬茶に対し8月中旬以降、「適度な摂取量を大幅に超える糖分が含まれている」との報道が相次いだことで一気に人気が冷え込んだ。このため清玉は30日に緊急記者会見を開き、「人工添加物は使用していない」などと安全を強調した。
同チェーンは今年末から来年明けにかけて中国や東南アジアなど海外進出を予定しているが、今回の問題により計画に影響が出る可能性もある。
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