ニュース その他製造 作成日:2013年9月2日_記事番号:T00045660
工業用紙大手、栄成紙業は、中国で生産能力を増強しており、2016年には年産能力220万トンと、中国の工業用紙3位のまま、台湾系で首位に躍り出る見通しだ。2日付蘋果日報が報じた。
同社は7月に無錫工場(江蘇省)3号機が稼働し、年産能力は55万トンから80万トンに拡大。年末には平湖工場(浙江省)での製造機器2台の増設が中国政府から認可され、同工場の年産能力は65万トンから16年に130万トンに倍増する見通しだ。
同社は先日、川下の包装設計会社、上海栄菱と蘇州満果の設立に200万人民元(約3,200万円)と100万人民元を投じると発表した。上海栄菱は現地の民営企業との合弁で、大型の小売り店や国際的な家庭用品メーカーの紙箱の受注などを狙う。
同社は10月までに10億台湾元増資し、資本金を78億7,000万元(約260億円)に引き上げる予定だ。丸紅などから同社中国持ち株会社の株式を買い戻し、出資比率を現在の84%から94.5%に引き上げて中国、香港か台湾で上場するためだ。
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