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台湾で臨床試験、新薬の薬価10%上乗せ


ニュース 医薬 作成日:2013年9月2日_記事番号:T00045661

台湾で臨床試験、新薬の薬価10%上乗せ

 衛生福利部は30日、新薬の薬価給付基準を緩和し、台湾で一定基準を満たす臨床試験を実施した新薬について、発売後の薬価を10%上乗せする優遇措置を導入すると発表した。早ければ来年にも実施される。製薬業界による台湾での研究開発(R&D)を促す狙いがある。31日付経済日報が伝えた。

 薬価給付基準は14年ぶりの緩和となる。衛生福利部は「台湾の新薬メーカーによる研究開発を引き続き奨励し、さらに国際的な大手製薬会社による開発を誘致していきたい」と説明した。一般の製薬会社だけでなく、医薬品開発業務受託機関(CRO)も恩恵を受けることになる。

 台湾の新薬メーカーとしては、▽宝齢富錦生技(パニオン&BFバイオテック▽PBF▽台湾浩鼎生技(OBIファーマ)▽杏輝薬品工業(シンファー・ファーマシューティカル)▽基亜生物科技(メディジェン・バイオテクノロジー)▽台湾微脂体(タイワン・リポゾーム、TLC)──などが優遇条件を満たしている。