ニュース 食品 作成日:2013年9月2日_記事番号:T00045664
日本ハムと、豚肉加工販売大手、嘉一香食品(新北市樹林区)の合弁企業「醇香食品」が2日屏東県で調味料工場を着工した。主に外食・食品メーカーが使用するエキス調味料を生産する。食生活の欧米化に伴い、アジアでエキス調味料を原料とする畜産系の加工食品の需要が拡大するとみて、原料調達コストに強みを持つ台湾での生産を決めた。
嘉一香食品屏東工場(YSN撮影)
工場は投資額約3億円で、屏東県頂崁郷の嘉一香食品の工場敷地内に設置する。2014年3月の稼働を予定し、スープやたれ、ソースなどを月間約80トン生産、日本、台湾をはじめアジア全域での販売を目指す。生産量の半分は台湾に供給する予定で、アジアでは日系企業を主要な出荷先として想定している。初年度となる2014年度は4億円の売り上げを目指す。なお、日本ハムグループが台湾で製品の生産に取り組むのは初めてだ。
醇香食品の資本金は約2億円で、日本ハムのグループ企業、日本ピュアフードが46%、台湾日本ハムが5%、嘉一香食品が49%を出資した。
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