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CSCの10~11月域内向け、平均1.7%値上げ【図】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年9月2日_記事番号:T00045665

CSCの10~11月域内向け、平均1.7%値上げ【図】

 中国鋼鉄(CSC)は30日、10~11月の台湾域内向けオファー価格を冷延、熱延など6製品で平均1.86%引き上げた。CSCは、国際的な鉄鋼価格の上昇を受けて台湾域内の流通価格や輸出価格が上昇しており、顧客の輸出競争力を考慮して値上げ幅を決定したと説明した。31日付工商時報が報じた。

 1トン当たりの平均値上げ幅は、▽熱延製品、708台湾元(約2,300円)▽冷延製品、523元▽電気亜鉛めっきコイル、600元▽電磁鋼コイル、510元▽溶融亜鉛めっきコイル、470元──となる。

 CSCは第4四半期の受注計画について、鉄鋼価格上昇と例年の需要期に当たることから、前期比5万トン増の290万トンとした。証券会社は同社が受注、出荷共に好調なため、今年通年で純利益150億元突破も可能と予想した。

 CSCは第4四半期の鉄鋼価格動向について、需要期ながらメーカーの定期補修でアジア市場で鉄鋼供給量が減少する一方、在庫需要が高まるため上昇するとの予測を示した。