ニュース 社会 作成日:2013年9月3日_記事番号:T00045674
芸能人やモデルを含む多数の女性に睡眠薬を飲ませた上で性的暴行を加え、その様子をひそかに撮影したとして、強姦(ごうかん)などの罪に問われた李宗瑞被告(28歳)に対する判決公判が3日午前、台北地方法院で行われ、懲役22年4月の判決が下された。中央社電が報じた。
連行される李被告。判決を不服として上訴する構えだ(3日=中央社)
李被告は起訴事実のうち、強姦罪については懲役18年6月の実刑となった。また、性的暴行の模様を撮影した「秘密妨害罪」では懲役3年10月の判決を受けたが、実刑の代わりに罰金284万台湾元(約950万円)を納付することが認められた。
李被告は2009年以降、台北市内のクラブなどで女性に声をかけ、30人に睡眠薬を飲ませて性的暴行に及んだ上、その様子を撮影。これとは別に、4人と合意の上で性行為に及んだ様子も撮影していたなどとして、昨年11月に起訴され、検察は懲役30年を求刑していた。
李被告は公判で性的暴行の事実を否認し、「女性とは一夜限りの関係だった」とした上で、「目が合えば寝るというのが、台湾の夜の店の文化だ」などと発言し物議を醸した。
一方、被害女性のうち12人が賠償を求めていた民事訴訟では、李被告に計1,425万元の賠償金の支払いを命じる判決が下された。
李被告は父親が元大金融控股の李岳蒼元董事だったが、息子の不祥事を受けて同社を退職している。
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