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8月新車販売が予想以上、鬼月タブー薄れ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年9月3日_記事番号:T00045688

8月新車販売が予想以上、鬼月タブー薄れ【表】

 交通部数拠所の統計によると、8月の新車登録台数は2万1,306台と前年同月比17.5%減だった。高価な買い物を控える鬼月(旧暦7月、今年は8月7日~9月4日)とほぼ重なり、業界では当初1万8,000~1万9,000台が予測されていたが、タブーは薄れつつあるようだ。3日付工商時報が報じた。

 業界関係者は、8月末に2014年モデルの輸入車が続々と台湾に到着し、納車が一気に進んだためと分析した。8月下旬の新車登録台数9,800台のうち、輸入車が3,300台以上を占めた。

 9月の新車登録台数は2万8,000台という予測が大半だ。一部には、昨年は9月の半分が鬼月と重なっていたため前年同月比3割増で3万台との楽観的な見方もある。また、10月に旗艦車種のフルモデルチェンジ発表予定を控え、9月は現行車種の在庫一掃セールが購買意欲を刺激しそうだ。

 この他、台風15号(アジア名・コンレイ)で道路が冠水したり、土石流が発生し、全土で自動車1,000台以上が水没被害に遭ったとみられている。このため市場では、修理や買い替え需要が見込まれている。