ニュース 家電 作成日:2013年9月3日_記事番号:T00045689
ダイキン工業の台湾総代理店、和泰興業の蘇一仲董事長は2日、同社の創業50週年式典で「2015年に売上高400億円、20年に600億円を達成し、台湾の家庭用および業務用(エアコン)、モジュールチラー市場でダイキンブランドによる3分の1のシェア獲得を目指す」と表明した。
式典にはダイキン工業の井上礼之会長(中)も出席した。和泰興業の蘇一仲董事長(右)は自ら和服を着て出演するテレビCMで有名だ(和泰興業リリースより)
和泰興業の李良懿副総経理によると、台湾のエアコン市場は500億〜600億台湾元(約1,680億〜2,000億円)規模で、現在ダイキンのシェアは20%余り。これに日立、パナソニックを加えた日系3ブランドで70%以上のシェアを占める。
なお、潤泰創新国際(ルエンテックス・デベロップメント)が手掛ける台北市の台湾鉄路(台鉄)松山駅および南港駅BOT(建設、運営、譲渡)案件で、ダイキン傘下、米「マッケイ」ブランドのモジュールチラー15台採用が決まっており、来年出荷する予定だ。
1963年にスプーンやフォークなどのメーカーとして創業した和泰興業は、ステンレスガスコンロ、湯沸し器などの生産・販売を手掛けた後、80年代に米GE(ゼネラル・エレクトリック)の代理店となり、さらに92年にダイキンの代理店へと転じた。
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