ニュース 電子 作成日:2013年9月3日_記事番号:T00045690
宏達国際電子(HTC)は今年、赤字転落リスクに加え、先週には研究開発幹部による機密漏えい事件が明らかになり、2日には同社株がストップ安となるなど経営の先行きに不安が高まっている。こうした中、同社の周永明執行長(CEO)は2日、従業員宛てのメールで動揺を抑えようと努めた。3日付蘋果日報が伝えた。
周CEOはメールの中で、「我々の設計チームには十分なリソースと人材があり、今回の事件は会社経営や商品計画、会社全体の業績には影響しない」と述べ、安心するよう呼び掛けた。また、事件について、「いかなる職位の社員であっても、会社規定に違反した場合には、法律に従って処理し、絶対に妥協しない。こうした行為は決して許さない」とした上で、「会社の全体的価値は個別社員の行為による影響を受けない」と強調した。
一方、事件を捜査している法務部調査局北部地区機動工作站は、機密漏えいの全容を解明するため、HTCのエンジニアを呼び、押収したパソコンや携帯電話端末の分析を進めた。
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