ニュース 電子 作成日:2013年9月3日_記事番号:T00045691
3日付電子時報がアナログICメーカーの話を基に報じたところによると、パソコンブランドおよびOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーが最近、ノートPC向けチップの調達を増やしており、台湾のチップメーカー各社は9月の出荷量が前月比30%以上増加すると見込んでいる。
調達増加の背景には、PCブランドの新製品向けにインテルの新CPU(中央演算処理装置)「ハズウェル」の出荷が間もなく始まる見通しとなっているほか、中国で国慶節(10月1日)連休が始まるのを前にPCメーカーが部品の積み増しを図っている状況があるとみられる。
また台湾のPC関連チップサプライヤーによると、顧客内部で在庫の消化が進んでおり、既に8月から一部で受注が増加。9月はPC受託メーカーのほとんどが追加発注を行う動きを見せているという。
PCのサプライチェーンでは需要期に当たる第3四半期、ここまで例年に比べ受注量の低迷が続いていたが、9月に入り一気に上向く見通しとなり、関連メーカーの業績は同月、過去半年の単月最高を記録する可能性も出ている。
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