ニュース 電子 作成日:2013年9月3日_記事番号:T00045693
中国の新興スマートフォンブランド、小米科技(小米、シャオミ)がこのほど発売した低価格スマートフォン「紅米手機」(定価799人民元=約1万3,000円)は、予約だけで10万台が売り切れる好調となっており、同製品に4.7インチの広視野角IPSパネルを供給している友達光電(AUO)が恩恵を受ける見通しだ。3日付工商時報が報じた。
中小型パネル市場は3四半期続いた需要期が終わり、9月以降非需要期に突入するが、市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、AUOが紅米手機向けパネルを生産する第3.5世代工場は一定水準の稼働率を維持できるもようだ。
また、サムスン電子が5インチ以上の中小型パネルでAUOからの調達を拡大していることから第5世代工場の稼働率も安定。さらに第3、4.5世代工場の生産ラインもハイエンド製品の低温ポリシリコン(LTPS)パネルの受注好調により満杯状態を維持しているという。
なお市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は、スマートフォン市場における150米ドル以下の低価格製品シェアは13年予測の11%から14年には14%に拡大。一方、150~450米ドルの中価格帯機種は14年に50%以上を占め主流となると予測。同製品の出荷規模拡大により、台湾液晶パネルメーカーの商機は広がると分析している。
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