ニュース 公益 作成日:2013年9月4日_記事番号:T00045699
三菱重工業は3日、台湾エンジニアリング・建設最大手、中鼎工程(CTCI)と共同で、台湾電力(台電)から、ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)3系統を採用した合計出力260万キロワット(kW)の天然ガス火力発電所プロジェクトについて、フルターンキー契約で受注したと発表した。台湾の長期電源開発計画に基づき、苗栗県の通霄発電所にある既存プラントを撤去、新規建設するもので、2016年9月~17年6月の運転開始を予定している。
プロジェクトの取扱商社は三菱商事で、GTCC発電プラント3系統に必要なガスタービン6基や蒸気タービン3基などを三菱重工が担当、発電機を三菱電機が製作し、CTCIが土建、据え付けなどの現地工事を行う。
今回のプロジェクトでは、三菱重工が09年に開発した最新鋭の60ヘルツ(Hz)用のM501J型ガスタービンを採用する予定だ。既に日本国内の他、韓国へも輸出されており、18基の受注経験がある。同社はJ型タービンの採用で、従来型の石炭火力発電所に比べ二酸化炭素(CO2)排出量の半減が可能だとしている。
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