ニュース 金融 作成日:2013年9月4日_記事番号:T00045700
ベンチャー投資専門誌「アジア・ベンチャー・キャピタル・ジャーナル(AVCJ)」と台湾合併買収・プライベート・エクイティ協会(MAPE)は3日、アジア17カ国・地域に対するプライベート・エクイティー・ファンド(PEファンド)の投資額を比較したところ、台湾は下から2番目の16位だったことを明らかにした。4日付経済日報が伝えた。
台湾の順位は2年前より4ランク低下し、モンゴルやスリランカを下回った。卓毅資本の郭明鑑執行長は「中国は中産階級の成長で、都市化や消費力の上昇が起き、財務金融サービスも急速に発展しているため、国際的なPEファンドにとっては好都合となっているが、台湾は対照的に隅に追いやられている」と述べた。
MAPEの黄斉元理事長は「(有力PEファンドの)KKRによる国巨(ヤゲオ)買収が失敗に終わって以降、外資は台湾の投資ルールが混乱していると感じており、担当官庁も意思疎通を図ろうとしない。PEファンドは3年近く台湾への投資を渋っている」と指摘した。その上で、金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は、PEファンドとの意思疎通に努めており、オープンな態度を維持し、法規の透明化を図れば、外資は台湾に戻ってくるとの認識を示した。
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