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タンパク質性医薬品、台康生技が発足式


ニュース 医薬 作成日:2013年9月4日_記事番号:T00045709

タンパク質性医薬品、台康生技が発足式

 原薬大手の台耀化学(フォルモサ・ラボラトリーズ)が生物技術開発中心(DCB)のタンパク質性医薬品のパイロットプラントを引き継いで設立した台康生技(エアジェニクス)が3日、発足式を行った。来年には年産能力1,000リットルを見込む。4日付経済日報が伝えた。


発足式には張家祝経済部長(右4)も出席した(生物技術開発中心リリースより)

 劉理成執行長は、第3四半期にも第2段階の増資を行い、ドイツや日本のプライベート・エクイティ・ファンドから20%の出資受け入れを見込んでいることを明らかにした。増資規模は4億5,000万~6億台湾元(約15億~20億円)で、増資後の資本金は12億元前後になる見通しだ。

 台康生技は法人としては昨年末に設立されており、現在の資本金は5億4,000万元。3月の第1次増資の結果、現在の株主構成は行政院国家発展基金(国発基金)が12%、中嘉創投が約20%、中国信託創投が18~20%となっている。

 台康生技は10年後に台湾でタンパク質性医薬品の最大手となることを目指し、生産能力は年3万リットルを見込む。今後はさらに第3次増資で資本金を16億~17億元まで増やす構えで、2016年に損益均衡、17年に株式上場を予定している。