ニュース 電子 作成日:2013年9月4日_記事番号:T00045710
4日付工商時報によると、アップルはこのほど受託メーカーに対し、ノートパソコン「MacBook」の来年の出荷目標は1,000万〜1,100万台と伝えたと観測されている。これは2010年と同水準にとどまり、同社からノートPC生産を受託する広達電脳(クアンタ・コンピューター)に大きな影響が出そうだ。
「MacBook」の出荷台数は11年に前年比30%増の約1,280万台を記録。しかし翌12年は1,300万台とほぼ横ばいにとどまり、さらに今年は上半期で533万台、通年では1,130万台まで減少すると予測されている。アップルの「iPad」が引き起こした、タブレット型PCによるノートPC市場への圧迫が自社製品にも及んでいる形だ。
なおクアンタのノートPC出荷台数は来年4,000万台は維持するものの、今年の4,400万台は下回ると証券会社から予測されている。ただ、一方で同社はアップルから「iPad」および新製品の腕時計型デバイス「iWatch(アイウォッチ)」の生産を新たに受注するとの観測も出ている。
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