ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年9月4日_記事番号:T00045711
中華汽車工業(チャイナ・モーター)は3日、自社ブランドの軽小型商用車「菱利(ベリカ)」の新モデルを発売した。市場最安値の44万3,000台湾元(約150万円)から。劉興台総経理は、販売目標は月1,000台、年間1万台以上を掲げ、軽小型商用車市場でシェア9割以上と予測した。4日付蘋果日報などが報じた。
劉総経理(右)。同社は40年使用してきたエンブレムのデザインを一新した(中華汽車リリースより)
劉総経理は、景気低迷でコーヒーや朝食などの移動販売が増加し、軽小型商用車の販売台数はかえって安定していると分析。市場規模は年間1万台以上と指摘した。9月の第5期排出ガス規制の全面施行で、各メーカーが買い替え商機を狙い参入意欲を燃やす中、同社の独占状態を維持するために新モデル発売時期を早めたと説明した。
同社の商用車市場シェアは75%で、▽軽(排気量1,200~1,300cc)、9割▽小型、8割▽中型(積載量3.5トン以上)、4割──。10月には3.49トン級のディーゼル小型トラックを発売し、来年シェアは80%に拡大する見通しだ。
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