ニュース 電子 作成日:2013年9月4日_記事番号:T00045714
国巨集団傘下のインダクターメーカー、奇力新電子は3日、24億台湾元(約80億円)の協調融資(シンジケートローン)を受けることで第一銀行など9行と契約を交わした。同資金は今後3〜5年の生産能力増強に充てる。4日付工商時報が報じた。
同日、協調融資の契約式典が行われ、奇力新の陳董事長(右)と第一金融控股の蔡董事長(左)をはじめとする銀行の代表が参加し、契約書に署名した(3日=中央社)
現在の業界景気について奇力新の鐘世英総経理は、9月に入り、中国では国慶節(10月1日)連休を前にした在庫積み増しが始まっており、緊急受注が増えていると説明。同社も積極的に人材の補充を図っている状況で、9月売上高は同月過去最高の更新も見込めるという。
ただ今年はパソコン向け需要が低迷しており、第3四半期全体としては前期に比べ上向いているものの、どれほど良くなるかは依然不透明だという。
なお来年の景気については「今年より良くなる」と楽観的な見方を示し、来年下半期には生産ラインの拡充に入ると語った。また来年は日本、韓国向けインダクターの受託生産に参入する計画だ。
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