ニュース 社会 作成日:2013年9月5日_記事番号:T00045720
台北駅周辺の高層ツインビル「双子星大楼」開発計画をめぐる贈収賄事件に関連し、台北地方法院検察署は4日、台北市政府の元財政局長、邱大展容疑者が当初優先交渉対象者となった太極双星国際開発の入札書類に事実と異なる内容が含まれていることを知りながら、偽造や隠匿を助け、同社に優先交渉権を取得させたと断定し、邱容疑者を背任の疑いで起訴した。5日付中国時報が伝えた。
郝龍斌台北市長は4日メディアに対し「まだ起訴状を見ていない」とコメントを避けた(4日=中央社)
これについて邱容疑者は同日声明を発表し、起訴状の内容は事実無根だとして検察当局に抗議する一方、「司法を通じ、潔白を証明したい」と主張した。
郝龍斌台北市長は、邱容疑者の業務態度を評価する一方、「事件については司法を尊重する」と表明した。
双子星大楼開発計画は、当初の業者選定で2位になった建設大手の中華工程(BESエンジニアリング)を中心に立て直しが進められるとみられていたが、入札そのものを無効とすべきだとの意見も強まっている。
台北市政府の張其強報道官は「入札を無効とするか否かは、起訴状が届いた後で、改めて決定したい」と説明した。
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