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台湾デザート鮮芋仙が再出発、3年で直営60店計画【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年9月5日_記事番号:T00045726

台湾デザート鮮芋仙が再出発、3年で直営60店計画【表】

 台湾デザートのチェーン店、鮮芋仙(ミートフレッシュ)は、今後3年で60店を出店する計画だ。4年前の加盟店トラブルを教訓に直営方式を全面採用し、従来の大型の路面店から小型店による商業施設への入居に方向転換、テイクアウトできるデザート飲料などメニューも一新した。5日付工商時報が報じた。

 鮮芋仙は今年5月に台北市の微風広場(ブリーズセンター)に入居する国賓影城(アンバサダー・シアターズ)のチケット購入窓口近くに5坪未満の店舗を設置したのに続き、8月には新北市蘆洲区の徐匯広場の地下フードコートに小型店を出店した。

 鮮芋仙は休閒国聯集団(イージーウェイ・グループ)が2007年に立ち上げたブランドで、芋円、仙草、豆花など台湾デザートで一時人気を博した。ところが09年に加盟店の50人以上が本社から提供される原材料などのコストが高過ぎ、赤字経営を強いられていると抗議し、店舗が続々と姿を消した。現在は20店足らずだ。

 一方、鮮芋仙は10年に中国進出を果たし、今や上海、北京、重慶など各地に300店以上を展開。直営とエリアライセンスの両輪体制で、今年末には400店を見込む。マレーシア、豪州にも支店を出しており、今年か来年には韓国、米国に進出する計画だ。