ニュース 医薬 作成日:2013年9月5日_記事番号:T00045727
薬華医薬(ファーマ・エッセンティア)はこのほど、肝炎や白血病などの治療薬として臨床試験中のタンパク薬「P1101」が欧州医薬品庁(EMA)と米食品医薬品局(FDA)から希少疾病用医薬品に指定され、それぞれ10年間、7年間の独占販売権を取得したと発表した。5日付工商時報が伝えた。
希少疾病用医薬品とは、難病などの治療で必要性が高いのにもかかわらず、患者数が少ないため採算の取れない医薬品を指す。P1101は慢性肝炎と骨髄造血細胞の疾患に効果があるとされ、現在臨床試験が進んでいる。うちC型肝炎については、来年初めにも第3相臨床試験の開始が見込まれる。
同社は現在、ライセンス契約先のAOPと協力し、2016年に医薬品認可を取得することを目標に掲げている。
同社の林国鐘総経理はP1101で中国、韓国、タイなどアジア市場に進出を目指す考えを明らかにした。中台の臨床試験相互承認を前提として、今後は中国での第3相臨床試験実施を目指していく。
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