ニュース 石油・化学 作成日:2013年9月5日_記事番号:T00045731
このほど汎用樹脂の9月台湾域内向け価格が明らかとなり、うちポリ塩化ビニル(PVC)は原油価格の上昇および需要の高まりを受け、1キログラム当たり1台湾元(約3.35円)、約3.1%上昇した。台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)や華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチックス、CGPC)が恩恵を受ける見通しだ。5日付蘋果日報が報じた。
このほか台塑は、台湾中油(CPC)のナフサ分解プラントが年次保守に入っている影響でプロピレン供給が減少していることを背景に、ポリプロピレン(PP)の9月域内向け価格を1キロ当たり0.6元引き上げた。なおポリエチレン(PE)系製品の値上げは直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)のみで上げ幅は同0.5元となっている。
このほか亜洲聚合(アジア・ポリマー)は低密度ポリエチレン(LDPE)の9月域内価格を1キロ当たり1〜1.5元引き上げた。上げ幅は4%。同社幹部は「川下需要がまずまずで、今後受注の増加に伴って生産ラインを調整し、最大25%の増産を行う」と語った。
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