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住民投票の実施方法、従わなければ告発辞さず


ニュース 政治 作成日:2007年12月25日_記事番号:T00004574

住民投票の実施方法、従わなければ告発辞さず

 
 来年1月の立法委員選挙と同時に行われる住民投票の実施方式をめぐり、中央選挙委員会と野党が首長を務める18県市の地方選挙委員会が対立している問題で、中央選挙委は26日にも立法委員選挙と住民投票の投票用紙を一括交付し、同時に投票する「同時方式」を徹底する方針を改めて通達し、これに従わない地方選挙委の主任委員、主任管理委員は免職、更迭、告発、懲戒の対象になると警告する方針だ。

 住民投票の実施方法の実施方法をめぐっては、国民党が立法委員選の投票が終った後に住民投票の投票用紙を交付し、それぞれ別々に投票する「別途方式」を主張しているが、民進党側は立法委員選だけに投票し、住民投票を棄権する有権者が増えることを懸念し、「同時方式」を貫く構えだ。

 これに対し、国民党は18県市ではあくまでも「別途方式」による投票を実施する方針を崩していない。国民党は「選挙担当者を恫喝するのはやめるべきだ。民進党に覚悟があるなら戒厳令を敷けばいい」などと強硬姿勢を示しており、対立は選挙直前までもつれ込みそうだ。