ニュース 社会 作成日:2013年9月6日_記事番号:T00045745
菅直人元首相が反原発団体の招きで今月12日より訪台することについて、台湾電力(台電)第1原子力発電所(新北市石門区)の見学を拒否する考えを示した。菅元首相は反原発の姿勢が明確で、原子力発電を発展させる立場の台湾政府と理念が一致しないことを理由に挙げた。第1原発のみならず、他の原発の見学も歓迎しないとしている。6日付自由時報が報じた。
これに対し、菅元首相の台湾のスケジュール策定に協力した「爸爸非核陣線」の李卓翰召集人は、「菅元首相の行政当局としての原発事故への対応経験は台湾にとって参考になるはずだ。台電の拒否反応は度し難い」と強く批判した。
台電は今年6月にも、日本の技術者出身の反原発活動家、菊地洋一氏による建設中の第4原子力発電所(新北市貢寮区)への再度の見学申請を却下している。菊地氏は2003年に第4原発を見学した際に「100点満点中3点」との評価を下し、台電の不興を買った経緯がある。
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